受注ソフトウェアの推移

1. 全体的な増加傾向

• グラフは2000年から2023年までのデータを示しており、SI受注額はほぼ一貫して増加しています。

• 特に、2020年以降の伸び率が顕著で、新しい技術需要やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が影響している可能性があります。

2. 2008年のピークとその後の停滞

• 2008年付近で一度ピークがあり、その後数年間は減少または横ばいとなっています。

• これは2008年のリーマンショックによる影響を反映している可能性があります。

3. 2020年以降の急増

• 2020年以降、受注額が大きく増加しているのは、コロナ禍によるIT需要の増加(リモートワーク、オンラインサービスの需要増)と考えられます。

4. 長期的な成長

• 全体として、技術の進歩や企業のIT化が進む中で、システムインテグレーションの需要は増え続けています。

改善策や予測の検討

• 企業のDX推進を支えるため、SIのサービス提供者はクラウド、AI、IoTなどの新しい技術分野に重点を置く必要があります。

• 今後もIT需要が拡大することが予想されるため、2024年以降も増加傾向が続く可能性があります。

参考

経済産業省 特定サービス産業動態調査