株価のアノマリーである辰巳天井について改めて検証しました。
データの出典は日経平均より取得しています。 1949年~ 2024年までのデータとなります。
日経平均の全体推移
![](https://datasciencehenomiti.com/wp-content/uploads/2025/01/image-17-1024x762.png)
今度は上記に干支を付与してみました。
![](https://datasciencehenomiti.com/wp-content/uploads/2025/01/image-18-1024x762.png)
周期ごとの推移
全体的な推移をみると分かりづらいので、今度は周期ごとに見てみましょう。
日経平均の周期ごとの干支別の推移
終値でみると辰巳で株価が高かったのはバブル崩壊直前の1964年から1995年の間が株価が高かったようです。
![](https://datasciencehenomiti.com/wp-content/uploads/2025/01/Rplot01-1024x853.jpeg)
日経平均の周期ごとの干支別の推移 高値
高値で見たとしても辰巳で株価が高かったのはバブル崩壊直前の1964年から1995年の間。が株価が高かったようです。
![](https://datasciencehenomiti.com/wp-content/uploads/2025/01/Rplot02-1024x853.jpeg)
まとめ
株価のアノマリーである辰巳天井はあまり当てにならない情報だったのではないかなと思います。アノマリーとして広がった背景としてはバブル時代の印象が強かったので印象深かったのではないでしょうか?これがのちの世でも語り継がれる内容となり、今となってはアノマリーとして定着したそのように感じています。ただし今回の周期での株価の推移を考えると。もしかしたらNVIDIAバブルなんてものが起きるかもしれませんので、皆さんご注意いただけると良いのかもしれません。