顔妻です。
Rを使った表データの作り方の説明を統計尺度と絡めながら説明します。
表データと呼んでいるものは以下のものになります。これを作ることを今回のゴールにしたいと思います。
統計尺度についてもう少し詳しい内容は以下を参考にしてください。
関連記事:【統計検定】データのさまざまな尺度と種類
item | label |
順序尺度 | 量的変数 |
間隔尺度 | 量的変数 |
比例尺度 | 質的変数 |
名義尺度 | 質的変数 |
データフレームで利用する材料の準備
まずは材料を用意しましょう。以下のようにRのスクリプトに記入しスクリプトを実行してください。
# データフレームの材料用意
label = c(“量的変数”,”量的変数”,”質的変数”,”質的変数”)
item = c(“順序尺度”, “間隔尺度”, “比例尺度”, “名義尺度”)
データフレーム作成
データフレームは「data.frame()」で作成できます。今回は表の中で利用する変数(列)を事前に準備しましたが、材料を事前準備しなくても利用できます。
# データフレーム作成
data.frame(item, label)
上記を実行後にRのコンソール上で以下のように出力されれば完成です。
> # データフレーム作成
> data.frame(item, label)
> item label
1 順序尺度 量的変数
2 間隔尺度 量的変数
3 比例尺度 質的変数
4 名義尺度 質的変数
ちなみに以下のようにして作成した表をオブジェクトとしてR上に保管することが可能です。
# オブジェクトの格納
d <- data.frame(item, label)