数字の取り扱いの難しさ

顔妻です。

先日とある方と話をしたことについて非常に共感したので備忘録です。

内容は表題のとおり数字の取り扱いの難しさについてです。

お話をした相手は初対面だったのですが、データ分析ってキワモノだよねーっていう話になりました。とはいえ、その方自体はおそらくデータ分析にかなりの信頼を置いていてご自身もゴリゴリできる方であったに違いない人でした。

そんな中でなんで「キワモノ」みたいな話になったかを簡単にまとめると

  1. 集計を回せば回すほど良い意味でも悪い意味でも差が出てくる
  2. 数字を使ったロジックでだした結果なので安心ですといって、その数字がでてくる算出背景のロジックが説明されない
  3. そもそも数字の定義が曖昧なまま集計されてる

こんな話になりました。私も前職でよく経験したのですが自信を持って「数字で根拠がでてます」みたいなものを出してもらうのですがこれって定義ヤバくね。。。みたいなのやこの数字が出てどんな意味があるのかなーというのだったり。。。

それで、その方と話をしていて非常に共感したことの一つが「数字は絶対ではなく概念を定義づけたもの」と言う言葉でした。これってそもそも見過ごされてることが多いのですが本当に大事だなーと思っています。

ちょっと変な言い回しですが、数字って数え方一つで数値の大小や単位が平気で変わってしまいますし、平気で必要な定義が抜け落ちていたりしてしまいます。

結局のところ、その方と話をしてでた答えは、「課題解決のための分析が大事でそのための要件をしっかり定義づけする」というなんとも当たり前の話ではあるのですが、そもそも論のところで結構見過ごされる視点だったので自分も気をつけなきゃいけないなーと身の引き締まる思いでした。

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