ggplotでヒストグラムの作り方・使い方(histgram)

Rのggplot2を使ったヒストグラムの作り方のご紹介です。階級値や階級幅の調整方法やカテゴリ毎の作り方も併せてお伝えします。

ヒストグラムの作り方

Rの組み込みデータのirisを利用してヒストグラムを作ります。

iris %>% 
   ggplot(aes(x = Sepal.Length)) +
   geom_histogram()

ヒストグラムの作り方:階級幅の変更

階級幅を指定して変更することができます。

iris %>% 
   ggplot(aes(x = Sepal.Length)) +
   geom_histogram(binwidth = 3)
iris %>% 
   ggplot(aes(x = Sepal.Length)) +
   geom_histogram(binwidth = 1)

ヒストグラムの作り方:階級本数の変更

階級を本数で調整することができます。binsを10にすることで10分割が視覚的にわかりやすくなります。

iris %>% 
   ggplot(aes(x = Sepal.Length)) +
   geom_histogram(bins = 10)
iris %>% 
   ggplot(aes(x = Sepal.Length)) +
   geom_histogram(bins = 20)

ヒストグラムの作り方:階級区切りの変更

breaksを指定して階級区切りを柔軟に指定することもできます。

iris %>% 
   ggplot(aes(x = Sepal.Length)) +
   geom_histogram(breaks = c(1,1.5,6,7,8))

ヒストグラムの作り方:カテゴリ別

fillに指定することで色付きでヒストグラムを出力できます。

iris %>%
   ggplot(aes(x = Sepal.Length, fill = Species)) +
   geom_histogram()

ヒストグラムが重なっていると見づらい場合があります。そのときはfacet_gridを利用することで分割して表示できます。

iris %>% 
  ggplot(aes(x = Sepal.Length,fill = Species)) +
   geom_histogram() +
   facet_grid(Species ~ .)